山王祭り
日本は古来より血族や同じ信仰上の神を祀る集団として集落が形成されてきたようです。 各地にその集落ができあがり、自分たちに生を与えてくださった土地の神様を氏神として祀ったところがお宮です。ですから、日本全国、集落ごとにお宮があるわけです。日吉神社は嘉万地区の氏神様をお祭りしており、平成14年秋には1200年祭という式年祭を斎行した歴史あるお宮です。 皆様の安泰と地域・国家の弥栄を祈念するため以下のような祭典を斎行しております。なお、〇印のあるお祭りは、全国の神社で斎行される共通の祭典です。
1月1日 元旦祭 年の初めに嘉万の里と国の安泰を祈ります。
2月3日 節分祭 豆撒きをして災厄を祓い弥栄を祈ります。
〇3月上旬 祈年祭 「きねんさい・としごいのまつり」とも言う。農耕開始にあたり五穀豊穣と諸産業の繁栄 を祈ります。
〇4月上旬 例祭 (春の山王祭) 御祭神に由緒ある日を特別な日として行う最も大切なお祭りで、春と秋に斎行しています。前日に宵宮祭、当日に本殿祭御神奉祭を行います。お守りいただいているご神恩に感謝し、この郷と国の安泰を祈ります。なお、斎行日は、日曜日とするため年によって変わります。
6月30日 夏越しの大祓祭 「なつごしのおおはらいさい」と言い、半年の穢を祓うお祭りです。
7月下旬 夏祭 「虫除け祭」とも言い、郷の虫除け風除けを祈願し、豊作と諸産業の繁栄を祈ります。
〇11月2日、3日 例祭 (秋の山王祭) 昔から日吉神社の最も賑やかなお祭りです。神恩に感謝し、神藁などを奉納してこの郷と国の安泰を祈ります。2日夕刻宵宮祭、3日午後本殿祭とご神法奉祭を行います。
〇11月23日 新嘗祭 「しんじょうさい」または「にいなめさい」と読み、春の祈念祭に対してこのお祭りがあります。秋に収穫された新穀を神殿にお供えし、豊作に感謝を捧げます。
12月31日 大祓祭 1年最後のお祭りで、1年間の穢れを祓い新年を迎えるお祭りです。
平成30年4月 日吉神社社務所
11月3日の秋祭りには、神輿が参道入り口の神輿御旅所まで御神幸されます。
また、神輿御旅所前では餅まきが行われます。
http://jinmyocho.jpn.org/jinja/15_yamaguchi_hokubu/1294/1294.html